さる3月21日に大阪リーガロイヤルNCBにて
日本舌側矯正歯科学会が開催されました。私は今回 リンガル矯正における改良型ジグの考案 という演題で講演させていただきました。
その中で今回の講演において重要なポイントを2つあげました。
1、舌側矯正治療は患者さんの装着する矯正装置をカスタムオーダーメイドで製作して装着します。
これには専門的な知識と経験、まあ平たく言えばノウハウが必要なのです。しかしなかなか
舌側矯正で質の高い治療結果を残すのが難しいのです。それは装置製作時点で約70パーセント前後
は決定してしまっていると私は考えています。
そこで今回その装置製作において画期的な手法を当クリニックのチームで考案したので発表しました。
2、舌側矯正装置製作における技工操作において目の錯覚による正しい位置に矯正装置を装着できて
いない可能性があることを発表しました。
現在世の中にあふれている物の多くはコンピューターにより設計•製造されています。
もちろんそれには専門のプロがいるわけですがプログラムですべてが決定してしまうので視覚的なエラー
も起こりえません。しかし、人為的な作業をしているとややもすると錯覚を起こすことも否定できません。
今回その錯覚を最小限にする方法を考案したのもあわせて発表しました。
私達が行っている矯正治療はまだ職人技が必要な医療分野です。特に歯列矯正は数値やプログラムだけでは
表現、再現できません。アーティスティックな感性や創造性も必要です。
これからもこの福岡から世界に発信していけるようにしもだ矯正歯科クリニックは努力していきます。
下田哲也
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